業務システムで顧客情報流出の可能性、サイトは再開 - アダストリア
アダストリアでは、外部協力のもと影響範囲の特定や原因、侵入経路の調査、復旧作業などを進めている。流出の可能性以外に、データの暗号化や破壊といった被害については明らかにしていない。侵入経路や原因についてもセキュリティ上の影響を理由にコメントを避けた。
今回の問題を受け、同社では警察へ被害を相談するとともに個人情報保護委員会へ報告。対象となる顧客には、メールや書面を通じて案内を行っている。
通販サイト「.st(ドットエスティ)」のサーバに関しては、不正アクセスを受けていないことを確認した。同サイトのアカウント情報や、決済に用いられたクレジットカード情報などの流出についても否定している。
物流システムが停止した影響で同サイトについても休止していたが、数日前に物流システムが稼働。テストなど経て問題なく動作し、安全を確認できたとして同月26日より通販サイトの運営を再開した。
(Security NEXT - 2023/01/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を

