Adobe、3製品向けにセキュリティアップデート - 「AEM」では脆弱性33件を修正
Adobeは、「Adobe Experience Manager」や「Adobe Campaign Classic」「Adobe Illustrator」向けにセキュリティアップデートをリリースした。
今回のアップデートは、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて公開したもの。重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
「Adobe Experience Manager」では33件に及ぶ脆弱性を解消した。このうち31件は「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性で、いずれも重要度は上から2番目にあたる「重要(Important)」とされている。のこる2件は、セキュリティ機能のバイパスやオープンリダイレクトの脆弱性で「中(Moderate)」とした。
「Adobe Campaign Classic」については脆弱性1件、「Adobe Illustrator」では脆弱性4件を修正した。これら脆弱性の重要度は「重要(Important)」とレーティングされている。
同社では、アップデートを用意。いずれも適用優先度を3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/12/14 )
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