Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

名義変更ハガキを旧名義人に誤送付、システム不備で - 東電EP

東京電力エナジーパートナーは、契約内容や専用サイトのアカウント情報が記載されたハガキを異なる顧客へ送付するミスがあったことを明らかにした。

相続などにともなう名義変更の手続きにあたって、あらたな名義人へ契約内容を知らせるハガキを送付するところ、変更前の旧名義人へ郵送するミスが判明したもの。

誤送付したハガキには、新名義人の氏名、住所、電話番号のほか、同社の会員サービス「くらしTEPCO Web」のログインIDとパスワードなどが記載されている。

2月8日にハガキを受け取った旧名義人から連絡があり、5月13日より原因の調査を開始。名義変更の通知に関するシステムの不備が原因であることが8月29日に判明し、同月31日にシステムの改修が完了した。

7月9日から8月31日までに845件の誤送付を確認しているが、9割は近親者間での名義変更だったという。対象となる顧客に対し経緯説明と謝罪の書面を送付した。

不備があったシステムは、2016年7月より使用しており、同社では2022年7月8日以前に名義変更した顧客についても書面を送付するとしている。

(Security NEXT - 2022/11/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施