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リモートサポート製品「VMware Workspace ONE Assist」に複数の深刻な脆弱性

企業のIT部門やヘルプデスク向けに従業員の端末に対するリモートアクセス機能を提供する「VMware Workspace ONE Assist」に複数の脆弱性が明らかとなった。深刻な影響を及ぼすおそれがあり、アップデートが呼びかけられている。

Windowsで稼働する「同22.x」「同21.x」にあわせて5件の脆弱性が明らかとなったもの。

認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2022-31685」や、壊れた認証方法を用いる脆弱性「CVE-2022-31686」、壊れたアクセス制御を用いる脆弱性「CVE-2022-31687」については、悪用されるとアプリケーションに対して認証なしに管理者としてアクセスされるおそれがある。

いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と評価されており、重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

さらに重要度が「中(Moderate)」とされるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2022-31688」や、セッション固定の脆弱性「CVE-2022-31689」なども判明した。いずれもREQON IT-Securityの研究者より非公開で報告を受けたという。

同社では脆弱性を修正した「同22.10」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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