RPCフレームワーク「Apache Dubbo」に深刻な脆弱性
JavaベースのRPCフレームワーク「Apache Dubbo」に深刻な脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
モジュールの「Hessian Lite 3.2.12」および以前のバージョンにおいて、信頼できないデータをデシリアライズし、悪意あるコードの実行につながるおそれがある脆弱性「CVE-2022-39198」が明らかとなったもの。同脆弱性は、「Apache Dubbo 3.1.0」「同3.0.11」「同2.7.17」および以前のバージョンが影響を受ける。
開発チームでは脆弱性の重要度を「中(Moderate)」としている。一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価した。
開発チームでは、同脆弱性を修正した「Apache Dubbo 3.1.1」「同3.0.12」「同2.7.18」を9月29日にリリースしている。
(Security NEXT - 2022/10/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「Interop Tokyo 2025」が6月開催 - テーマ「社会に浸透するAIとインターネット」
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省