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患者情報含む書類を誤廃棄、資源物置場から回収 - 熊本大病院

熊本大学病院は、医師が誤って患者の個人情報含む書類を資源ゴミとして廃棄したことを明らかにした。書類はゴミ置き場より回収されている。

同院によれば、医師が古い医学書などを処分する際、患者の個人情報含む書類が含まれていることに気が付かず、一緒に廃棄したという。10月21日に住民からの連絡で判明した。書類は資源ゴミ置き場より回収されている。

誤廃棄した書類は、2006年1月から2008年10月の間に同院で入院または手術をした575人に関する氏名、病名の一覧や、患者9人に関する検査報告書、手術記録、報告、術前検討記録、レントゲン写真、病理組織検査報告書、診断報告書などで、重複を除くと582人分となる。

同院では対象となる患者に対し、謝罪の書面を送付するとしている。

(Security NEXT - 2022/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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