3Qのセキュ相談、偽SMSが3.1倍 - 「Emotet」関連は大幅減
外部に流出した「ID」や「パスワード」などを用いて第三者が正規の利用者になりすまし、「SNS」や「オンラインショッピングサイト」「クラウドサービス」などへアクセスするいわゆる「不正ログイン」の相談は47件。前四半期の45件からほぼ横ばいだった。また「ワンクリック請求」に関する相談は31件寄せられたという。
一方大幅減となったのは、マルウェア「Emotet」に関する相談。前四半期は216件だったが、2022年第3四半期は約88.4%減となる25件へと縮小した。2022年第1四半期の656件をピークに減少が続いている。
「Facebook」のメッセンジャーに動画を装ったメッセージを送りつけ、偽サイトに誘導する問題に関する相談は2件。「iPhone」のカレンダー機能を悪用してイベントを追加し、偽通知を表示する「不審なカレンダー通知」に関する相談は3件だった。
(Security NEXT - 2022/10/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も