Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」にアップデート - 移行急がれる「同2017」

脆弱性の重要度はもっとも高いレーティングだが、適用優先度はいずれも3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう利用者へ呼びかけている。

「同2017(Classic版)」については、2022年6月6日にセキュリティアップデートを含む技術サポートが終了しており注意が必要となる。

同社はすでにサポート期間を終えている7月、8月にもセキュリティアップデートをパッチチューズデーにあわせて公開していたが、今回リリースはなかった。今回明らかとなった脆弱性の影響や今後の対応は不明。

同社では、サポート終了にともない最新版への移行を強く推奨しており、早急に移行する必要がある。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-35691
CVE-2022-38437
CVE-2022-38449
CVE-2022-38450
CVE-2022-42339
CVE-2022-42342

(Security NEXT - 2022/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開