Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

がん検診受診者の個人情報含むUSBメモリが所在不明 - 東京曳舟病院

東京曳舟病院は、がん検診受診者の個人情報が保存されたUSBメモリの所在がわからなくなっていることを明らかにした。

同院によれば、9月8日に患者の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したもの。USBメモリには、東京都墨田区が実施した2021年度のがん検診を同院で受診し、「精密検査が必要」との結果を通知した受診者に関する情報を含む表計算ファイルが保存されていた。

USBメモリにはパスワードが設定されているという。院内を探索するとともに、関係先に問い合わせているが見つかっておらず、同院では対象となる受診者に、書面で説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/10/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

データ管理システムで設定ミス、顧客情報が閲覧可能に - ピラティス専門店
システムやECサイトで攻撃検知、関連性は未確認 - タカラスタンダード
相談内容など2198件含む報告書をメールで誤送信 - 名古屋市
不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
鹿児島県共生・協働センターのFacebookアカで不正投稿 - 不正な広告も
ランサム被害を確認、納品用ファイルは無事 - オムニバス・ジャパン
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性