スルガ銀のフィッシングに注意う- 本人確認を求める手口
フィッシング対策協議会は、スルガ銀行を装ったフィッシング攻撃の報告を受けているとして、注意喚起を行った。
今回確認された攻撃では、「【スルガ銀行|SURUGA bank】急ぎの業務がありますのでご注意ください。」といった件名でメールが送信されていた。
メールの本文では、金融庁のマネーロンダリングやテロ資金供与対策の一環として顧客情報や取引目的を定期的に確認しているなどと説明。一定期間確認がない場合は、口座取引を一部制限するなどと不安を煽り、偽サイトへ誘導していた。
フィッシングサイトでは、ログイン情報のほか、口座番号や口座名義、キャッシュカードの暗証番号などの入力を求める。2件のフィッシングサイトが確認されており、いずれも「HTTPS」を用いていた。
9月29日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/09/29 )
 ツイート
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
	
