業務用ユニフォームの通信販売サイトに不正アクセス
業務用ユニフォームの通信販売サイト「ユニフォームタウン」が不正アクセスを受け、クレジットカードを含む顧客の個人情報が流出し、一部不正に利用された可能性があることが判明した。
同サイトを運営するランドマークによれば、脆弱性を突く不正アクセスを受け、決済アプリケーションを改ざんされたという。
2020年10月9日から2022年3月7日にかけて、同サイトで新規にクレジットカード情報を入力し、決済を行った顧客6万3565人分の個人情報が流出し、悪用された可能性がある。
具体的には、同サイトの利用者が登録した個人情報、コールセンターの対応内容、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどを窃取されたおそれがある。3月8日にあたらしいサーバへ切り替えており、同日以降は対象とならない。
7月7日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘があり、翌8日にクレジットカード決済を停止するとともに調査を進めていた。
8月10日に個人情報保護委員会および日本情報システムユーザー協会に報告。同月12日に外部事業者による調査を終え、同月19日に警察へ被害を申告した。
対象となる顧客に対しては、9月26日よりメールによる報告と謝罪を行っており、心当たりのない請求が行われていないか確認するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/09/27 )
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