Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

LINEのURLプレビュー機能に不具合 - 限定公開URLが漏洩したおそれも

同社では9月7日14時ごろ、同機能を一時停止。対策を講じた上で9月8日に同機能の提供を再開した。

サーバ側の修正は完了しており、あらたな誤表示が発生することはないとしているが、期間中に利用者のアプリ上で誤表示されたプレビュー情報が残存している場合があり、誤ったプレビュー情報の画像を共有しないよう同社では求めている。

正しいプレビュー表示に更新するにはアプリのアップデートが必要となる場合があり、今後リリースする「同12.17.0」以降で問題を解消する予定。

また動画配信や一部サービス、特定の状況下では、参照先のURLを第三者が取得できる状態となっている可能性がある。

不具合の発生期間中に、動画やストレージサービス、オンライン会議など、トークの相手のみアクセスすることを想定したURLを同アプリ上で共有していた場合は、同URLを破棄して再発行したり、非公開に変更するなどを対応を検討するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開