Mozilla、「Firefox 105」をリリース - 複数脆弱性を修正
Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版となる「Firefox 105」をリリースした。機能強化やバグの修正にくわえて、複数の脆弱性を修正している。
今回のアップデートでは、CVEベースで7件の脆弱性を修正。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は3件。メモリ破壊の脆弱性やURLパーサにおけるデータ競合、Feature Policyによる制限を回避される脆弱性などに対処した。
このほか、重要度「中(Medium)」とされる脆弱性、「低(Low)」とされる脆弱性それぞれ2件を修正している。
また「同105」とあわせて、延長サポート版である「Firefox ESR 102.3」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。「同105」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-40956
CVE-2022-40957
CVE-2022-40958
CVE-2022-40959
CVE-2022-40960
CVE-2022-40961
CVE-2022-40962
(Security NEXT - 2022/09/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
アスクル子会社の受託物流サービス、取引先情報流出の可能性
「ぶちエコサポーター」研修会の参加者宛メールで誤送信 - 山口県
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
