個人情報流出で脅迫、VPN経由で侵入か - 武州製薬
武州製薬は、サーバに対してサイバー攻撃があり、保有する個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、6月25日に攻撃者より脅迫メールを受信し、サーバより情報が流出したことを確認。これを受けて調査を進めていたが、8月末に被害状況や原因調査について終えた。
流出した可能性が高いのは、従業員に関する情報3000件、採用選考の候補者の情報3100件、派遣社員情報2900件、取引先会社関係の情報4000件。VPN機器の脆弱性が攻撃の起点となった可能性が高いとしている。
データの暗号化の有無、脅迫の具体的な内容、知財など機密情報の流出状況については明らかにしていない。同社に取材を求めたが発表している内容以上のことは話せないとしてコメントを避けた。
同社では、個人情報が流出した可能性がある関係者に対し、照会専用窓口を設置して対応。個人情報保護委員会に報告し、警察へ被害相談を行っている。
(Security NEXT - 2022/10/14 )
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