Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

修理依頼の過程で電子カルテ端末が所在不明に - 病院と業者でわかれる見解

同院では、当時のメールを島根県のメールサーバより復元。2021年3月1日にメールで業者へ修理の見積もりを依頼し、同月9日に業者の担当者よりメールで同日回収するとの連絡を受けていたことが明らかとなっている。

また同院の病院出退管理簿に来院した記録が残っており、業者担当者の日報に「修理品回収」との記載もあることなどを理由に、修理のために業者へ引き渡した後、所在不明となった可能性が高いと見ている。

一方、依頼を受けたとされる同業者は、当時の担当者に対する聴取において、修理品を預かった覚えがまったくないと話していると説明。

引き渡しや個人情報の取り扱いに関する書類を取り交わしておらず、業者側に修理見積もりの受付記録やメーカーの修理センターでの受付記録もないとし、受け取りを断言できる状況ではないとの見解を示しているという。

今回の問題を受け、同院では関係者に謝罪。端末にデータを保存したまま修理に出したことや、受領証を受け取っていなかったなど、個人情報の取り扱いやセキュリティに対する認識が甘かったとし、対策の徹底を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

説明会の案内状を誤送信、全参加予定者の氏名 - 大阪市
本人の同意なしに健診結果を家族に説明 - 八重瀬町
中学校の生徒情報含む私物メディアを鞄ごと紛失 - 江戸川区
ボランティア情報含むページが閲覧可能に - 千歳JAL国際マラソン
通販サイトに不正アクセスか、調査中 - アメニティメーカー
都民向け金融セミナーの申込サイトが一時消失 - 攻撃の痕跡も
「MOVEit Transfer」に複数脆弱性 - 最新版へ更新を
「IBM WebSphere Application Server」の管理画面に複数脆弱性
「JetBrains」の複数製品に脆弱性 - 「クリティカル」など修正
「Microsoft Defender」に権限昇格の脆弱性 - 修正を実施