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認知症高齢者の発見協力者を登録ミス、第三者にメール送信 - 大阪市

大阪市は、「大阪市認知症高齢者等見守りネットワーク事業」の業務委託先においてメールの送信ミスがあり、高齢者の個人情報が流出したことを明らかにした。

同市によれば、西淀川区において行方不明となった認知症高齢者の発見、保護にあたる協力者のメールアドレス1件を誤った内容で登録していることが判明したもの。

8月1日以降、誤った宛先にメールを送信しており、氏名、性別、年齢、服装、本人写真など、高齢者の個人情報4件が部外者に送信していることが明らかとなった。

これを受け、ほかの区においても同様の事故がないか確認したところ、旭区や港区においても誤ったメールアドレスを登録し、高齢者の個人情報が流出していたことがわかった。

登録先はそれぞれ1件で、旭区では2021年7月28日に誤登録があり75件、港区では2022年6月21日に登録ミスがあり1件の関係ないメールアドレスへ個人情報を送信していた。

同市では、対象者に説明と謝罪を行っている。また誤送信先に連絡を取り、届いたメールや添付資料を削除するよう依頼。港区のケースでは連絡が取れ、削除に至ったが、西淀川区や旭区では連絡が取れない状況だという。

(Security NEXT - 2022/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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