Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FortiOS」「FortiADC」など複数のFortinet製品に脆弱性

Fortinetは、複数の同社製品向けに脆弱性を修正したセキュリティアップデートをリリースした。

「FortiOS」「FortiProxy」「FortiADC」「FortiMail」では、コマンドラインにおける文字列の処理において脆弱性「CVE-2022-22299」が判明した。認証されたユーザーによってコードやコマンドを実行されるおそれがある。

同社では共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを「7.4」、重要度を上から2番目にあたる「高(High)」と評価している。

また「FortiADC」の認証済みユーザーのパスワード変更フォームにおいて、古いパスワードの確認をバイパスできる認証不備の脆弱性「CVE-2022-27484」が明らかとなったほか、「FortiOS」において情報漏洩の脆弱性「CVE-2022-23442」が判明している。

同社では、これら脆弱性を修正するアップデートを用意。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消
記者会見参加応募者の個人情報をメールで誤送信 - 太秦映画村
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を