Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Hadoop」にコマンドインジェクションの脆弱性

「Apache Hadoop」の開発チームは、5月から7月にかけて公開したアップデートで「コマンドインジェクション」の脆弱性を解消したことを明らかにした。

一部APIにおいて入力ファイル名がエスケープされておらず、コマンドの実行が可能となる脆弱性「CVE-2022-25168」について明らかにしたもの。脆弱性の重要度を「重要(Important)」とレーティングしている。

5月にリリースした「同3.3.3」「同2.10.2」や、7月にリリースした「同3.2.4」にて同脆弱性を修正しており、同バージョン以降にアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト