Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

教員が帰宅途中に盗難被害、学生情報を盗まれる - 昭和女子大

昭和女子大学は、教員が帰宅途中に学生の個人情報を含む記録メディアを盗まれる被害に遭ったことを明らかにした。

同大によれば、6月下旬に教員が帰宅途中に窃盗被害に遭ったもので、在学生、卒業生および受験生の個人情報が保存されたポータブル型メモリを盗まれた。個人情報以外に機密情報などは含まれていないとしている。

学外へ許可なく個人情報を持ち出していた。一部データはパスワードが設定されているという。同大は、犯人が捕まっておらず、盗難品も見つかていないことから、二次被害防止を理由に、盗難が発生した当時の状況、対象となる個人情報の件数、項目などについてはコメントを避けた。

同大では、被害が発生した当日に警察へ被害を申告し、所管官庁にも届けたという。対象となる在学生にはメール、卒業生や受験生に対しては書面を通じて経緯の報告や謝罪を行っている。

また再発防止に向けて指導の徹底や情報管理体制の強化など進めるとしており、メモリやパソコンなど個人が情報を持ち歩くことがないよう、ネットワークのサーバ運用を強化していくという。

(Security NEXT - 2022/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス