Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カタログギフト販売サイトに不正アクセス - 顧客情報が流出した可能性

カタログギフトを販売するeコマースサイト「カタログギフトのハーモニック」が不正アクセスを受けたことがわかった。顧客情報が外部に流出した可能性がある。

同サイトに対してシステムの脆弱性を突く不正アクセスがあり、決済アプリケーションの改ざんなどが行われたもの。2月8日にクレジットカード会社から情報流出の可能性があるとの指摘があり問題が発覚した。

同サイトを運営するハーモニックによれば、今回の不正アクセスにより、顧客2万8700人が2020年11月14日から2021年11月11日にかけて利用したクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが流出し、不正利用された可能性がある。

さらに2020年11月14日までに「カタログギフトのハーモニック」へ会員登録をしたり、商品を購入した全顧客15万0236人分については、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日が流出したおそれがある。あわせて名入れ目的で提供された子ども5445人分の情報なども対象となる。

同サイト以外で同社カタログギフトを購入したり、カタログギフトの送り先情報、受け取ったカタログギフトより商品を交換した利用者については対象に含まれないとしている。

(Security NEXT - 2022/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県