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「サイバー防衛シンポ熱海2022」が8月に開催 - 露烏戦争から見るサイバー戦

「サイバー空間」における国家安全保障をテーマとしたシンポジウム「サイバー防衛シンポジウム熱海2022」が、8月27日、28日に静岡県熱海市で開催される。

同イベントは、サイバー空間の防衛や国家安全保障の視点から情報共有や意見交換を行うシンポジウム。第3回目を迎えた今回のテーマは「改めて『サイバー戦』を考える!」。

「ロシア・ウクライナ戦争の裏側」を副題に掲げ、マルウェアや脆弱性攻撃に限らず、物理的な作戦を有利に運ぶためにサイバー空間で行われる活動なども含めた「サイバー戦」にフォーカス。技術、戦術、国際法など多角的に議論する。

基調講演は、元海上自衛隊幕僚長で三波工業特別顧問の武居智久氏。「ロシア・ウクライナ危機」や「尖閣有事」をテーマに講演する予定。自衛隊、防衛省、防衛装備庁、セキュリティベンダーの関係者が登壇するほか、パネルディスカッション、ナイトセッションなども計画されている。

会場はKKRホテル熱海。定員は現地参加が150人、オンラインが100人を予定している。2日間の開催でハイブリッド開催となり、現地では2日間の日程となるが、オンラインはシンポジウム1日目のみとなるため注意が必要。

現地参加チケットは2回にわけて販売し、6月27日の初回販売では即日完売となった。2回目は7月3日12時より開始する予定。オンライン参加チケットについては販売中で定員になり終売となる。詳細、プログラムは同イベントのウェブサイトから。

(Security NEXT - 2022/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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