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HPE Crayスーパーコンピューターに深刻な脆弱性 - アップデートで修正

「HPE Cray EX Supercomputers」「HPE Cray Legacy Shasta System Solutions」「HPE Slingshot Switches」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正が行われている。

リモートから悪用できる認証回避の脆弱性「CVE-2022-28620」が明らかとなったもの。「HPE Cray EX liquid cooled systems」で動作するノードコントローラーのファームウェアや、「HPE Cray EX liquid cooled cabinets」で動作するシャーシコントローラーのファームウェア、HPE Slingshot switchesのスイッチコントローラーに同脆弱性が存在するという。

同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアは「9.8」と評価。「HPE Cray EX Supercomputers」「HPE Cray Legacy Shasta System Solutions」「HPE Slingshot Switches」に対して脆弱性を修正するアップデートをリリースした。

(Security NEXT - 2022/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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