HPE Crayスーパーコンピューターに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「HPE Cray EX Supercomputers」「HPE Cray Legacy Shasta System Solutions」「HPE Slingshot Switches」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正が行われている。
リモートから悪用できる認証回避の脆弱性「CVE-2022-28620」が明らかとなったもの。「HPE Cray EX liquid cooled systems」で動作するノードコントローラーのファームウェアや、「HPE Cray EX liquid cooled cabinets」で動作するシャーシコントローラーのファームウェア、HPE Slingshot switchesのスイッチコントローラーに同脆弱性が存在するという。
同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアは「9.8」と評価。「HPE Cray EX Supercomputers」「HPE Cray Legacy Shasta System Solutions」「HPE Slingshot Switches」に対して脆弱性を修正するアップデートをリリースした。
(Security NEXT - 2022/06/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
