「OpenSSL」にスクリプトインジェクションの脆弱性 - アップデートが公開
「OpenSSL」に脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正するとともに、「c_rehashスクリプト」の利用を中止するよう求めている。
「c_rehashスクリプト」においてコマンドインジェクションが可能となる脆弱性「CVE-2022-2068」が明らかとなったもの。重要度は「中(Moderate)」とレーティングされている。
5月に「CVE-2022-1292」を修正したが、さらにコードのレビューを実施したところ、シェルにおけるメタキャラクタのサニタイズ処理の一部に問題が判明したという。
開発チームでは、脆弱性に対処した「同3.0.4」「同1.1.1p」をリリース。プレミアムサポートの契約者に対し、「同1.0.2zf」を提供している。
また開発者は「c_rehashスクリプト」について時代に即しておらず、「OpenSSL rehash コマンドラインツール」を使用するよう求めている。
(Security NEXT - 2022/06/24 )
ツイート
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意