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メール誤送信後の対応、「上司に報告」2割強

メールの誤送信を経験したビジネスパーソンを対象とした調査において、誤送信を「上司に報告する」とする回答は2割強にとどまった。

サイバーソリューションズが、従業員300人以上の企業の経営者および従業員300人を対象にアンケート調査を実施し、結果を取りまとめた。

自分を含め、自社内でメールの誤送信が発生したり、誤送信されたメールを受信した経験がある回答者は57.3%。48.3%は自分がメールの誤送信をしたことがあると回答した。

「宛先の入力ミス」が74.4%にのぼり、「ファイルの添付し忘れ」が47.1%、「添付ファイルの誤り」が40.7%で続いている。

誤送信経験者に事後の対応を尋ねたところ83人が回答。「誤送信先に謝罪メールする」が83.1%でもっとも最多。「誤送信先に電話する(48.2%)」「送信内容を削除する(36.1%)」が続く。「上司に誤送信を報告する」は22.9%にとどまった。13.3%は「直接謝罪に伺う」と回答している。

誤送信後に「上司に報告する」と回答した人を年代別に見ると、20代は8.3%、30代が33.3%、40代が21.7%、50代が24.2%だった。

(Security NEXT - 2022/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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