電柱敷地所有者の個人情報含む帳票が所在不明 - 中電ネット
中国電力ネットワークは、高梁ネットワークセンターにおいて、電柱敷地所有者の個人情報が記載された帳票が所在不明になっていることを明らかにした。
同社によれば、5月10日に電柱敷地業務の資料を保管している同センター内の書庫で書類の整理をしていたところ、一部帳票の所在がわからなくなっていることが判明したもの。
高梁市、新見市、吉備中央町に電柱が設置された敷地を所有する顧客の2020年度における帳票の一部で、578人分の氏名、住所、電話番号のほか、振込口座情報、同社からの支払い実績などが記載されていた。口座番号に関してはマスキング処理が行われている。
帳票を保管する建物はオートロックとなっており、建物内の書庫についても施錠管理を行っていると説明。関係者へヒアリングした結果、保存期間が終了した文書を廃棄した際、一緒に誤って廃棄した可能性が高いとしている。
同社では、対象となる顧客に訪問や書面により謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2022/05/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
