「e-Gov」の利用者向けサポートデスクでメール誤送信 - デジタル庁
デジタル庁は、同庁が運営する行政ポータルサイト「e-Gov」の利用者向けのサポートデスクにおいてメールの誤送信があったことを明らかにした。
業務を委託しているNTTデータにおいて、3月30日に利用者から電子申請の利用方法について問い合わせがあり、複数回のやり取りを行っていたが、4月4日19時前に回答のメールを送信した際、異なる利用者へ送信するミスが発生した。
翌5日にメールを受信した利用者より同社へメールの内容が異なるとの指摘があり、問題が発覚。同日同社より同庁へ報告があった。
本文中には、これまでやり取りがあった利用者のメールアドレスが記載されていた。回答内容はサイトの利用方法に関するもので内容については複数でチェックしていたものの、類似した質問を寄せていた異なる回答者にメールを送信してしまったという。
関係者に謝罪し、誤って送信したメールの削除を依頼。業務委託先に対してはフローの見直しなどすぐに実施できる対策を講じ、システム上の対策などについても検討するよう求めた。
同庁では、4月1日にもメールの誤送信が発生しており、今回の問題についても深刻に受け止めているとし、不特定多数と対外的にやり取りする部署で問題が生じており、あらためて厳しく情報管理していくことを庁内に周知。システム上で実施できる対策についても検討するとしている。
(Security NEXT - 2022/04/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
就農準備資金受給者への連絡メールで誤送信で - 福島県農業振興公社
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
講習申込者の個人情報含むデータをメール誤添付 - 宮城県
中学校でデジタル化した解答用紙、並び順誤り誤送信 - 堺市
メール誤送信、交流会参加学生のメアド流出 - 下関市