Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FinalCode Client」に複数の脆弱性 - 上書きインストールを

デジタルアーツのファイル暗号化製品「FinalCode Client」に脆弱性が判明した。すでに製品をインストール済みの場合も最新のインストーラーによる上書きインストールが呼びかけられている。

アクセス権の設定が適切に行われていない脆弱性「CVE-2026-23703」や、インストーラーにおける検索パスの処理に脆弱性「CVE-2026-25191」が判明したもの。

「FinalCode VA版」「FinalCode@Cloud」「m-FILTERシリーズ暗号化強固オプション(FinalCode連携)」に影響があり、脆弱性を悪用されるとインストーラーの実行時やアプリケーションの起動時に管理者権限で任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」におけるベーススコアは、「CVE-2026-23703」が「8.5」、「CVE-2026-25191」が「8.4」、「CVSSv3.0」ではともに「7.8」と評価されている。

GMOサイバーセキュリティbyイエラエの松本一真氏が情報処理推進機構(IPA)へ脆弱性を報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。デジタルアーツでは脆弱性を修正したインストーラーを提供している。

すでに製品がインストール済みの場合も、インストール先であるディレクトリのアクセス権を修正するため、最新のインストーラーによる上書きインストールが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2026/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ServiceNow AI Platform」に脆弱性 - 1月以降のアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正
ゼロデイ攻撃による「Cisco SD-WAN」侵害を確認 - 米当局が緊急指令
「Cisco Catalyst SD-WAN」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
「Firefox 148」で50件超の脆弱性を修正 - AI制御機能の追加も
「LANSCOPE エンドポイントマネージャー」に深刻なRCE脆弱性
ファイル転送製品「SolarWinds Serv-U」に複数RCE脆弱性
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開