Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

申請者の個人情報を無関係の自治体へ誤送信 - 豊能町

大阪府豊能町は、申請者の個人情報を添付したメールを、関係ない大阪府の職員や府内市町村宛てに送信するミスがあったことを公表した。

同町によれば、申請者から預かった書類をPDFファイルにしてメールで送信した際、誤って大阪府の職員や府内市町村の福祉担当部局など担当ではない45件の宛先に対して送信したもの。3月7日13時過ぎに担当者がミスに気が付き、上長に報告した。

誤送信したファイルには、申請者および家族2人分の氏名、預金情報、収入に関する情報が記載されていた。

担当者がメールを作成する際、相手から過去に受信したメールを使用して作成。府内のすべての福祉担当部局が宛先になるよう選択された状態のまま、本来の宛先に修正せず送信してしまったという。

同町では誤送信先に連絡して誤送信したメールを削除するよう依頼。13件は未受信だった。誤送信の対象となった申請者に対して、経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構
介護サービス利用者情報を複数介護事業者にメール誤送信 - 四万十町
農政情報の案内メールで誤送信、個人情報が流出 - 燕市
提出されたファイルから様式例を作成、個人情報が残存 - 長野県
メール誤送信で企業担当者のメアド流出 - かがわ産業支援財団
学生向け案内メールに別学生情報、差込用データに不備 - 小樽商科大
施設の指定管理者がメール誤送信、メアド流出 - 新潟県
会員宛てメールにメアドリストを誤添付 - スポニチ