Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、複数製品にセキュリティアップデート - 深刻な脆弱性を修正

Adobe Systemsは、6製品に対してセキュリティアップデートをリリースした。深刻な脆弱性の修正も含まれる。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてアップデートをリリースしたもの。対象となる製品は、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」「Adobe Bridge」「Adobe InDesign」「Adobe InCopy」「Adobe Illustrator」の6製品。

いずれも今回のアップデートで複数の脆弱性を修正しており、「Adobe Illustrator」以外については、3段階中もっとも重要度が高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性が含まれる。

適用優先度は、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」に対して3段階中2番目にあたる「2」としており、30日以内を目安にアップデートを実施するよう求めた。他製品についてはもっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/01/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消