Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大晦日未明にランサム被害、情報流出を確認 - ソフトウェア開発会社

ハードウェアの保守サービスやシステム導入支援などを展開する東京コンピュータサービス(東京都文京区)は、サイバー攻撃によりシステムがランサムウェアに感染したことを明らかにした。

同社によれば、2021年12月31日未明にランサムウェアの感染被害が発生したもの。同社の内部管理情報については流出を確認したとしており、顧客の取引情報についても外部に流出した可能性があるという。

ウェブサイトで発表している内容以上のことはコメントできないとして、被害規模や把握した経緯などは明らかにしていない。

同社ではシステムを再構築し、一部業務を再開したが、全面復旧には時間を要すると説明。警察へ被害を申告し、外部と連携しながら詳細な調査について進めている。

(Security NEXT - 2022/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
「VMware ESXi」も標的とするランサムウェア「Akira」に警戒を
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
認可保育所に無関係の副食費免除対象者情報を誤送信 - 青梅市
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
被災労働者の個人情報含むファイルをメール誤送信 - 労働基準監督署
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破