ウェブサイトの問合フォームが改ざん被害 - はくさん信金
はくさん信用金庫のウェブサイトが改ざんされ、不正なメール送信に悪用されたことがわかった。顧客情報の流出については否定している。
同金庫によれば、12月16日にウェブサイトが不正アクセスを受け、同サイトの一部プログラムが書き換えられたもの。
改ざんされたのは、サイト内に設置していた問い合わせフォームで、同ページより意図しないメールの送信に悪用されたという。不着となった不審メールのリターンメール数件が同金庫に届いたことから、同月17日8時半ごろに被害へ気が付き、同日11時45分ごろ同サイトを閉鎖した。
サイト改ざんにともなう顧客情報の窃取や、外部サイトへの誘導といった被害は確認されていない。同金庫のオンラインバンキングについても、しんきん情報システムセンターのシステムにて運用しており、不正アクセスの影響がないことを確認した。
脆弱性を突いた不正アクセスと見られるが、同社では不正アクセスを受けた原因や、不正に送信されたメールの状況など、詳細について調査を進めている。
ウェブサイトは、同月19日18時に復旧。今回の事態を受けて同金庫では北陸財務局に事態を報告したほか、警察にも被害を相談している。
(Security NEXT - 2021/12/22 )
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