Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 95」が公開、新サンドボックス「RLBox」を実装 - 脆弱性13件を修正

重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性については6件を修正した。ヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2021-43537」や解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2021-43539」などを解消している。

さらに独自の識別子を割り当てられたメモリ破壊の脆弱性「MOZ-2021-0009」や、「Use After Free」の脆弱性「MOZ-2021-0010」などにも対応している。重要度がさらに1段階低い「中(Medium)」とされる脆弱性5件や、もっとも「低(Low)」の脆弱性2件などにも対処した。

さらに延長サポート版「Firefox ESR 91.4.0」についてもあわせてリリース。11件の脆弱性に対応した。

「Firefox 95」において修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-43536
CVE-2021-43537
CVE-2021-43538
CVE-2021-43539
CVE-2021-43540
CVE-2021-43541
CVE-2021-43542
CVE-2021-43543
CVE-2021-43544
CVE-2021-43545
CVE-2021-43546
MOZ-2021-0009
MOZ-2021-0010

(Security NEXT - 2021/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を