「Drupal」にXSSの脆弱性、アップデートが公開 - 「同8」は最後の更新
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」の開発チームは、複数の脆弱性を修正したアップデートをリリースした。
コア部分に実装されているライブラリ「CKEditor」に、サニタイズ処理をバイパスして不正な形式のHTMLを挿入されるおそれがあるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2021-41165」「CVE-2021-41164」が明らかとなったもの。
「CKEditor」を使用できるよう構成している場合に影響があり、サイト管理者を含め、「CKEditor」を利用するユーザーに対する攻撃に悪用されるおそれがある。
開発チームは、脆弱性に対処した「Drupal 9.2.9」「同9.1.14」「同8.9.20」をリリースした。「Drupal 8」に関しては、11月2日にサポート期間を終えており、今回のリリースが最後のアップデートだとしている。
(Security NEXT - 2021/11/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み