県立高で成績一覧表を誤送信、無意識に保存したファイルと取り違え - 茨城県
茨城県の県立高校において、教諭が生徒119人に関する担当科目の成績表を誤って生徒に誤送信する事故が発生した。
同県によれば、同校教諭が9月14日に学習支援サービスを利用して、学習記録の提出先を示したファイルを担任を務めるクラスの生徒へわたそうとしたところ、誤って担当科目の成績一覧表3クラス119人分を送信するミスが発生したもの。
同教諭が送信後にファイルの中身を確認したところ、本来送るべきファイルと取り違え、異なるファイルを送信していることに気が付いた。すぐにデータを削除、生徒に連絡を取って閲覧状況を確認したところ、4人がファイルを閲覧していたという。
問題のファイルは、同教諭が校務支援システムを用いて成績一覧表を印刷した際に作成されたものだという。無意識のままデータ保存アイコンをクリックしたものと見られ、問題が明らかとなるまでデータが意図せず保存されたことに気がついていなかった。
同校では、翌15日に対象となる生徒や保護者に対して電話で経緯を説明するとともに謝罪。保護者に対しては書面による謝罪を行ったほか、学校長による謝罪動画を生徒や保護者に配信している。
(Security NEXT - 2021/10/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
施設の指定管理者がメール誤送信、メアド流出 - 新潟県
会員宛てメールにメアドリストを誤添付 - スポニチ
市民施設で送信先リストファイルをメールに誤添付 - 府中市
新潟県立近代美術館でメール誤送信 - 後任担当者が気付く
高校の保護者宛メールで誤送信、誤送信対策を要請 - 群馬県
eスポーツチームでメール送信ミス - メアドが流出
番組モニター資料に別人向けデータ、システム不具合で - NHK
食中毒患者の個人情報をメールを第三者へ誤送信 - 山口県
博物館でメール誤送信、市民活動グループ会員のメアド流出 - 平塚市
施設指定管理者がバスツアー当選メールをCC送信 - 寒川町