「Citrix Hypervisor」に5件の脆弱性 - ゲストVMよりホストが侵害されるおそれ
Citrix Systemsの「Citrix Hypervisor」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートがリリースされている。
バージョンによって影響を受ける脆弱性が異なるが、権限の昇格やサービス拒否の脆弱性など、CVEベースで5件の脆弱性が明らかとなったもの。
脆弱性を組み合わせて悪用された場合、ゲストマシンよりホスト上でコードを実行されたり、クラッシュするおそれがあるという。
同社では、脆弱性に対処したホットフィクスを「Citrix Hypervisor 8.2 LTSR」「同7.1 LTSR」向けにリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。
今回同社が修正した脆弱性は以下のとおり。なお「CVE-2021-28699」に関しては「同8.2 LTSR」のみ影響を受けるとしている。
CVE-2021-28694
CVE-2021-28697
CVE-2021-28698
CVE-2021-28699
CVE-2021-28701
(Security NEXT - 2021/09/10 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache httpd」にSSRFやセッションハイジャックなど複数脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 複数脆弱性を修正
SAP、月例アドバイザリ31件を公開 - 「クリティカル」6件
米当局、「Citrix Bleed 2」の悪用に注意喚起
ビデオ会議のZoom、クライアントの複数脆弱性を解消
脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
「PAN-OS」「GlobalProtect App」など複数製品の脆弱性を解消 - Palo Alto
「EPM」や「EPMM」などIvanti複数製品に脆弱性 - 悪用は未確認
Adobe製フォーム作成管理ツールに悪用リスク高い脆弱性
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急アップデートを