Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

問い合わせ管理システムに不正アクセス、個人情報最大10万件が流出か - 白崎コーポレーション

リサイクルトナーや緑化資材の製造、販売を手がける白崎コーポレーションは、不正アクセスにより個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、緑化資材を企画販売するグリーンナップ事業で使用する問い合わせ管理システムが不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があるという。8月17日8時半ごろ判明した。

対象となる個人情報は、8月31日の時点で最大10万件としており、氏名や住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、問い合わせ履歴、購入履歴などが含まれる。8月30日には同社を装う悪意あるメールも確認したという。

同社では不正アクセスを受けたシステムをネットワークから遮断し、ログなどの調査やセキュリティ対策の強化などを実施。8月18日に警察へ申告し、同月23日には個人情報保護委員会への報告を行った。顧客に対しては、9月1日にコールセンターを設置して対応にあたっている。

(Security NEXT - 2021/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
eモータースポーツ公式アカウントの乗っ取りで個人情報流出の可能性
問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性