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SonicWall製アプライアンスに脆弱性 - 2020年の修正不備で

SonicWallのセキュリティアプライアンス製品に深刻な脆弱性「CVE-2020-5135」が見つかり、修正された問題で、一部修正が不十分だったとしてあらたなアップデートがリリースされた。

問題の脆弱性「CVE-2020-5135」は、細工したHTTPリクエストにより、スタックベースのバッファオーバーフローが生じる脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「9.4」とレーティングされている。

SonicWallでは、2020年10月に同脆弱性を修正するアップデートをリリースしたが、同脆弱性を報告していたセキュリティ研究者のCraig Young氏は、同アップデートの公開直前となる10月9日に再度問題を指摘していたという。

同脆弱性は、細工したHTTPリクエストによって、情報が漏洩するおそれがあるもので、今回あらたに「CVE-2021-20019」が採番され、SonicWallでは、「SonicOS」のアップデートを6月23日にリリースした。「CVSSv3.0」のベーススコアは「5.3」となっている。

(Security NEXT - 2021/06/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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