オンライン会議の招待準備で傍聴希望者のメアドが流出 - 消費者庁
消費者庁において、会議をオンラインより傍聴したいとする希望者に対して招待メールを準備していたところ、対象者のメールアドレスが流出する事故が発生した。オンライン会議ソフトより招待しようと試みていたところ、操作を誤ったという。
同庁表示対策課において、「第1回アフィリエイト広告等に関する検討会」の開催にあたり、会議前日の6月9日14時半ごろ、オンラインによる傍聴希望者へ案内する招待メールについて準備を進めていたところ、傍聴希望者96人分のメールアドレスが記載された招待メールを送信してしまったという。
同庁によれば、招待メールの送信準備にあたり、オンライン会議ソフトの「Zoom」を操作していたところ、誤ってGoogleカレンダーとの連携ボタンを押し、Googleカレンダーより、宛先として希望者全員のメールアドレスが記載された招待メールを送信してしまったという。
約10分後に傍聴者より問い合わせがあり、問題に気がついた。同庁では受信者に対して謝罪するとともに、メールの削除を依頼。
再発防止に向けては、職員における教育を徹底し、担当者によるチェックを強化。オンライン会議の招待にはオンライン会議ソフトの機能は用いず、従来より行ってきたメールのBCCを利用してURLを通知するとしている。
(Security NEXT - 2021/06/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
ML向けメールが社外へ、設定ミスなどで - オリコンNewS
委託先にサイバー攻撃、内線電話番号簿情報が流出か - 原子力機構
OS更新作業中にテスト出力した個人情報ファイルを外部公開 - 茨城県
外部の第三者が一部顧客の個人情報にアクセス - アディダス
サマースクール保護者説明会の案内メールを誤送信 - 藤沢市
教員がサポート詐欺被害、学生情報流出のおそれ - 山形大
情報解禁前資料を第三者へメールで誤送信 - 読売テレビ
町史購入者向けのメールで送信ミス - 利府町