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ファイル共有ソフトのアーカイブデータまで調査する「情報漏えい緊急対応サービス」

ディアイティは、ネットワーク上における情報漏洩の発見や原因の究明、事故の終息まで対応を支援するサービスを開始した。

今回開始した「情報漏えい緊急対応サービス」は、組織においてインシデントが発生した際に、掲示板や「Winny」「Share」といったファイル共有ソフトのアーカイブなど、ネットワーク上の状況を調査し、対応をサポートするセキュリティサービス。

データの拡散状況や流出範囲、原因の特定、操作履歴の調査などフォレンジックを実施したり、対応を支援するほか、対応終了後には、社内の重要情報管理のアドバイスなども提供する。

同社によれば、流出の指摘を受けた企業など、インシデントへの適切な対応がわからず、相談に訪れるケースが増加しており、今回サービスメニュー化したという。料金は個別見積もり。

(Security NEXT - 2010/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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