Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ディノス通販サイトに1605回のログイン試行 - 41件で不正ログイン

DINOS CORPORATIONは、通信販売サイト「ディノスオンラインショップ」がパスワードリスト攻撃を受け、なりすましによる不正ログイン41件が確認されたことを明らかにした。

同社によれば、5月12日に海外のIPアドレスより、同サイトに対して1605回のログイン試行が行われたもの。そのうち41件のアカウントがログインを許し、氏名や会員ステータス、割引率などが不正に閲覧された可能性がある。

同社では、今回の不正ログインに使われたメールアドレスとパスワードについて、外部で入手されたものであるとし、同社経由の流出を否定した。

同社では不正アクセス元のIPアドレスからの通信を遮断。不正ログインの対象となったアカウントについてログインを停止し、対象の顧客に連絡を取っている。また従来よりパスワードの使い回しなどに注意喚起を行ってきたが、引き続き利用者にパスワード管理の徹底を呼びかけていく。

(Security NEXT - 2021/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開