Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress 5.7.2」が公開 - 1件のセキュリティ修正

WordPressの開発チームは、セキュリティに関する1件の修正を実施した「WordPress 5.7.2」をリリースした。

今回のアップデートは、「PHPMailer」で明らかとなったオブジェクトインジェクションの脆弱性「CVE-2020-36326」「CVE-2018-19296」に対応したもの。セキュリティリリースと位置づけ、「WordPress 3.7」以降の各系統に対してアップデートを用意した。

開発グループは、利用者に対して早急にアップデートを実施するよう注意を喚起。自動更新向けにすでに配信を開始しており、手動で更新を行っている場合は、ダッシュボードよりアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性