ジオコードの企業サイトが改ざん被害 - 顧客情報流出は否定
ウェブマーケティング事業などを展開するジオコードのウェブサーバが不正アクセスを受け、改ざんされたことがわかった。個人情報の流出については否定している。
同社によれば、レンタルサーバで運用していた同社コーポレートサイトが不正アクセスを受け、改ざんされたもの。5月7日11時ごろ、ウェブサイトへアクセスできない状態となっていることに気が付き、サーバを停止して原因や影響範囲など詳細を調べていた。
同サイトで利用していたコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」に既知の脆弱性が存在し、ウェブサーバ内の一部ファイルが改ざんされたものと見られる。攻撃の発信元はインドネシアのIPアドレスだった。
改ざんされた状態のウェブサイトは、パソコンではアクセスできず、スマートフォンを用いてアクセスすると、不正なコードにより、外部サイトへ誘導される状態となっていた。正規のサイトであるかなど、誘導先サイトの素性は一切わかっていないが、一見「eコマースサイト」のようなサイトだったという。
同社は、改ざんされた具体的な日時を明らかにしていないが、被害に気がついた同日10時ごろの時点でウェブサイトに障害など異常は見られなかったとしている。
(Security NEXT - 2021/05/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
人材紹介サイトが改ざん、個人情報は別システムで管理 - AGSグループ
サイトが改ざん被害、別サイトへ誘導 - 富山市内の商業施設
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
サイト改ざんで異なるページを表示 - アルパインツアーサービス
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
有形文化財サイトが改ざん、修正時の設定変更を失念 - 秋田市