Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバに不正アクセス、一部ゲームデータが被害 - タイトー

タイトーは、サーバが不正アクセスを受け、スマートフォン向けゲームアプリ「ラクガキ キングダム」に関する一部データが削除され、外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、4月22日にユーザーからゲーム内のデータがダウンロードできないとの問い合わせがあり、調べたところ不正アクセスの形跡を発見。さらに調査を行ったところ、ゲームデータの一部が削除されたり、流出した可能性があることが判明した。

不正アクセスを受けたのは、ユーザーが同ゲーム内で作成した「ラクガキ」と呼ばれる、ゲーム内で使用できるキャラクターを保存したデータベースのサーバだという。不正アクセスを受けたサーバ内に個人情報は保存されていなかったとしている。

ゲームデータについては、一般のパソコンでは再現できないデータ形式で保存されており、今回流出した可能性があるゲームデータも「ラクガキ キングダム」固有のデータ形式であると同社は説明している。

(Security NEXT - 2021/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
公式Xアカウントが乗っ取り被害 - メガネの愛眼
第三者にメールを閲覧された痕跡、詳細を調査 - 東芝テック
計算用サーバが攻撃の踏み台に、テストアカを侵害 - お茶大
アイドルコンテストのX公式アカウントが乗っ取り被害
サイトに不正アクセス、テスト環境でPW窃取される - 日水コン
福井県の味噌蔵通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
「UNIZONE EX Match」の来場者写真データが閲覧可能に - JeMO