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サイバー攻撃可視化プラットフォーム「NIRVANA改」がIPv6対応

情報通信研究機構(NICT)は、サイバー攻撃分析プラットフォーム「NIRVANA改」の機能を強化し、IPv6に対応したと発表した。

従来は、IPv4環境の分析機能を提供してきたが、今回の機能強化により、通信観測、アラート収集、可視化のいずれの機能においてもIPv6環境に対応した。

IPv6ネットワークにおける広大なアドレス空間を流れるパケットを収集し、リアルタイムに可視化することが可能。セキュリティ機器によるアラートなどを収集し、IPv6アドレスによるフィルタリングなども行える。

機能強化を実施した「NIRVANA改」は、民間企業への技術移転が進められているほか、4月14日から16日まで幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2021」においてもデモ展示を実施する予定。

(Security NEXT - 2021/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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