Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

制御システム監視制御ソフト「ScadaBR」に脆弱性

ブラジルのSensorwebが提供するオープンソースの制御システム監視制御ソフト「ScadaBR」に脆弱性が含まれていることがわかった。実証コードも確認されているが、同社より対策などは公表されていないという。

JPCERTコーディネーションセンターによると、「同1.0」「同1.1CE」「同1.0 for Linux」には、認証されたユーザーによって、任意のファイルがアップロードでき、任意のコードを実行されるおそれがあるという。

同センターでは、実証コード(PoC)の公開についても確認しているが、開発元のSensorwebから対策や悪用などの情報提供はないという。

同センターでは、同ソフトの利用者に対して、最新情報などに注意を払うよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開