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VPN経由で不正アクセス、職員情報が流出 - 海洋研究開発機構

海洋研究開発機構(JAMSTEC)が、VPN経由で不正アクセスを受けたことがわかった。被害状況など詳細について調査を進めている。

同機構によれば、VPN接続による不正アクセスがあり、同機構の基幹ネットワークシステムを利用する職員や旧職員、業務委託先など関係者に関する氏名や番号、メールアドレス、アカウント、ハッシュ化されたパスワードなど、1947件が流出したことが判明した。

3月16日に通信を監視する委託先事業者より連絡があり、職員になりすましたVPN接続が行なわれていることが判明。対象となるアカウント1件について遮断し、ログなどアクセス状況を調査したところ、同月8日以降、不正アクセスを受けており、8日に情報が窃取されたことが明らかとなった。

同機構では、対象となる関係者に対して連絡を取るとともに、不正アクセスを受けた詳しい原因や、個人情報、機密情報の流出の有無など調査を進めている。

(Security NEXT - 2021/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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