Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

freee、「Salesforce」利用の複数フォームに設定不備 - 他社事例と異なる部分

同社広報によれば、「Salesforce」において設定不備の問題が生じている状況は認識しており、これまでも他社事例を踏まえて影響範囲など確認を進めてきたが、今回の不備は他社で発生している経緯とも異なり、同社想定の範囲外で生じていたという。

同社では今回の問題を受けて外部よりアクセスができないよう設定を見直した。ログの調査を進めているが、2月10日の時点で外部からアクセスされた形跡は見つかっていないとしている。

監督官庁や個人情報保護委員会への報告を行うほか、対象者に連絡を取るとともに事情を説明し、注意喚起などを行う。

また同社が提供するサービスにおいては、同様の問題は発生していないとしている。

(Security NEXT - 2021/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
アップデートしたシステムの不具合で会員情報が閲覧可能に - JBBF
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
支援給付金事業で書類紛失、紛失告げずに再提出受ける - いわき市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
小学校サイト掲載の学級通信に要配慮個人情報 - 豊田市
ファンクラブ入会者情報が流出、フォーム設定ミスで - 鹿島アントラーズ
約596万人分の個人情報持出、NTTドコモらに行政指導 - 個情委