「Firefox 85」がリリース - 脆弱性13件に対応
Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版「Firefox 85」をリリースした。13件の脆弱性に対処している。
今回のアップデートでは、ブックマークやパスワードマネージャーの改善を図ったほか、「スーパーcookie」への対策を搭載するなど、機能強化を図った。
あわせて13件の脆弱性に対応。型の取り違えが生じる脆弱性「CVE-2021-23954」や、メモリ破壊の脆弱性「CVE-2021-23964」「CVE-2021-23965」など、重要度が4段階中2番目にあたる「高(High)」とされる脆弱性5件を修正した。
さらに「中(Moderate)」とされる6件、「低(Low)」とされる2件を解消。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
また脆弱性へ対処した延長サポート版「Firefox ESR 78.7」についてもあわせてリリース。「Firefox 85」で修正された脆弱性4件のほか、「CVE-2020-26976」にも対応している。
「Firefox 85」で修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2021-23953
CVE-2021-23954
CVE-2021-23955
CVE-2021-23956
CVE-2021-23957
CVE-2021-23958
CVE-2021-23959
CVE-2021-23960
CVE-2021-23961
CVE-2021-23962
CVE-2021-23963
CVE-2021-23964
CVE-2021-23965
(Security NEXT - 2021/01/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
