Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含む可能性のある公文書が所在不明 - 大阪市

大阪市は、歴史公文書の所在がわからなくなっていることを公表した。個人情報が記載されている可能性があるという。

同市によれば、条例によって定められている歴史公文書について、大阪市公文書館に引き継ぐ準備を進めていた際、一部文書が見当たらないことに担当者が気がついたもの。

所在がわからなくなっているのは、2007年度、2008年度、2009年度の「学級編制決議書類」。他年度の文書に児童および生徒の氏名、学年、家庭状況、通学区域などの個人情報が1件ないし2件付記されており、今回紛失が判明した文書にも同様の個人情報が付記されている可能性があるという。

9月28日に紛失へ気が付き、引き継ぎを行う12月上旬まで捜索してきたが見つからなかった。同市では紛失した文書について、外部へ持ち出すものではなく、誤って廃棄した可能性があると説明している。

(Security NEXT - 2020/12/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

デイサービス利用者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 練馬区
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 公立富岡総合病院
医療センターでゴミ箱周辺に置いた書類を誤って廃棄 - 沖縄県
コロナ対応で生徒情報持ち出し、紛失した高校管理職を処分 - 長野県
神奈川県、障害者虐待の届出資料を紛失 - 委託先変更の影響も
高校生の個人情報含むアンケート回答用紙を紛失 - 兵庫医科大
小学校で児童の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 都城市
「住民票コード未採番一覧」が所在不明 - 大阪市
患者顔データを含むデジカメを紛失 - さいたま市民医療センター
バックアップ磁気テープを紛失、機器に入れたまま廃棄か - 岩手銀