Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

不正送金被害が大幅減 - 被害額は前四半期の半数以下に

2020年第3四半期におけるオンラインバンキングの不正送金被害は、件数、被害額のいずれも前四半期より大きく減少した。

全国銀行協会が、会員189行を対象に同四半期における不正送金被害の状況について調査し、結果を取りまとめたもの。預金者本人以外が不正に送金し、振込先から金銭が引き出されて返還できなかったケースを集計している。

同四半期は261件、約1億7300万円の被害が発生した。前四半期の408件、約4億5600万円から大幅に減少している。

内訳を見ると、これまでと傾向に変わりはなく個人における被害が多くを占めており、255件、約1億6600万円にのぼった。394件、4億3900万円だった前四半期を大きく下回っている。

ちなみに前四半期の被害状況が当初発表の372件、約2億1700万円から今回の発表にあわせて上方修正されている点に注意が必要。

20201223_zg_001.jpg
オンラインバンキングにおける不正送金被害の推移(グラフ:全銀協の発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2020/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2024年1Qのオンライン銀不正送金、被害額が大幅減
2023年4Qの不正送金、減少するも高水準 - 平均被害額は大幅増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
2023年3Qの不正送金 - 被害額が約1.5倍に拡大
不正送金被害が前年比5倍と過去最悪 - 年末年始もフィッシング攻撃に警戒を
ネットバンク不正送金が前四半期の2倍超 - 過去最悪に
ネットバンク不正送金被害、上半期だけで前年の約2倍に
1Qのネットバンク不正送金、前四半期の2倍弱へと急増
オンラインバンキング不正送金被害、2月以降増加の兆し
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加